多くの子供にとって、初めて授業というものを経験する事になる小学1年生。
彼らが初めに勉強する内容は非常に簡単なものですが、初めてそれらを経験する子供たちにとっては未知な文字や記号の羅列です。
ですが、ここで学ぶ事はこれから学ぶ事全ての基礎となる部分ですので、疎かにする事はいけません。
本日は、そんな今後の勉強の吸収率を左右しかねない時期に、最も重要なものをご紹介しようと思います。
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小学1年生の勉強に最も必要な物
ほとんどの場合、ここから10年以上勉強を続ける事になる小学1年生。
(まぁ、大人になっても勉強は必要ですが)
ある程度の数字や文字の概念は日常生活で理解しているとは思いますが、小学1年生の勉強にはこういったぼんやりとた状態の概念をしっかりさせる為の勉強も含まれています。
それに加え、これから勉強していく上で最も重要な事も学ぶのがこの時期です。
それは数字への慣れです!
数字への慣れが最重要である理由
小学1年生はこれから様々な勉強の際に数字を見る事になります。
「え?そう言っても数字を扱う教科って算数や数学だけでは?」
と思われるかも知れませんが、意外と他の教科でも数字の概念が含まれている物なのです。
理科では数学についで数字が重要
理科の教科では半分が暗記単元であり、残りの単元は計算問題がメインになります。
しかも、その計算問題には数学の様に公式があったり、濃度の問題であれば"%(パーセント)"という概念も導入されています。
なので、数学の次に、もしくは同じレベルで数字への慣れが必要と言えるでしょう。
国語(英語)でも必要?
数学とは全く無縁そうな国語や英語であっても、漢字の画数・段落数(パラグラフ)・記述回答の文字数制限など意外と数字による指定や制限が関わってくる場面が数多くあるのです。
※英語単体で見れば、英語表記の時間や月の計算などもあります。
一見、単純に一つずつ数えるだけで良さそうですが、数字に弱い生徒と強い生徒では、数えるスピードに大きな差があるので、案外侮れない所なのです。
社会の歴史は数字とセット
社会の中には歴史という分野があり、その分野の1/3は年数(数字)の問題と言えるでしょう。
数字とはいえ、ほど暗記問題なので通常の知識としてはさほど問題はありません。
問題となるのは、テストなどで出題される場合なのです。
いわば、本番です!
具体的には、暗記した年代をそのまま答えれば正解という物ではなく、時系列に並べられた表から「出来事を順番に並び変えさせる問題」であったり、「○年〜△年の間の出来事」という様な出題の場合です。
この時に、年数を暗証番号かキーワードの様な概念で覚えてしまっている場合、爆発的に正解率が落ちてしまうのです。
数字の慣れは人生単位でも重要
主に学校の勉強だけで例をあげましたが、日常生活や大人になってからも数字は重要なものです。
むしろ、大人になってからの方が数字の重要性は上がってくるでしょう。
もちろん、大人になってから数字に強くなる努力をすれば成果は上がりますが、吸収力の高い子どもの頃から数字に慣れさせておく事で、今後の勉強の効率や、その子の能力としての”数字に強く”なるので、
ぜひ、小学生の頃から、遊びの一環でも良いので、多く数字に触れる機会を作って見る事をオススメします^ ^