小学生といえば、何をしても楽しく思える育ち盛りならぬ、遊び盛りの時期でございます^ ^
この時期というのは、中学での様々な教科の学習の基礎となる能力を高める時期でもあり、そして勉強の習慣をつける重要な時期でもあるので、大人がうまく誘導してあげる必要があります。
そこで、ここでは小学校の時期の勉強についてご紹介します。
小学生は学習の基礎作りの期間!
※中学受験者は除きます。
勉強などに限らず、小学生の時期というのは様々な分野の能力を高める上で最適な時期に当たります。この時期に本格的な英語に頻繁に触れることが出来れば、将来的に英語の勉強の吸収力が抜群に向上します。
これと同じように、算数であれば計算のスピードや数字に強くなり、国語であれば文章を読むスピードや朗読と問題を解くタイミングなどの能力を培われます。
もちろん理科や社会も同様です。理科は天気や植物、化学など中学での勉強とほぼ同じような内容であるため、一度学んだことがあるという事は中学で再度学ぶ際に非常に有効に働くのです。
能力だけではなく、勉強の姿勢も身につける
小学生のうちに勉強をしっかりしておく事は、各教科の基礎能力を鍛えるだけではなく、「勉強」に対する免疫力をも高める効果があります。
(免疫力という表現を用いると、勉強=バイキンみたいな感じになりますが^ ^勉強嫌いの子供が圧倒的に多い現在ならではの表現として、捉えてください。)
これは、日々の生活のなかで勉強の時間があって当たり前、宿題を当たり前のようにするのが普通と認識してもらう事にあります。
この習慣付けは、出来れば反抗期が始まる前までに完了していないと後々苦労する事になりますので、やはり小学生の、それも低学年のうちに習慣ができていればグッドです!
習慣付けの方法
という事で、今回の記事の締めくくりとして、小学生の勉強の習慣づけの方法をご紹介します。
1, 学校や塾の宿題をする時間は固定する
私が教室長をしていた時によく聞いた悩みで、宿題や勉強を後回しにして、結局期日までに宿題が出来なかったという話があります。これは、母「宿題は?」、子「後でやる」という会話が必ずと言って良い程展開されています。ですので、時間を固定する事で宿題を100%出来るようにし、そこから徐々に宿題以外にも勉強する時間を増やしましょう。
2, 褒める
これはそのままの意味ですが、勉強しても勉強しても親から「勉強しろ」と言われると子供ややる気をなくすだけではなく、勉強に対してマイナスイメージを持つ事になりかねません。なので、子供が勉強、宿題をしたら必ず褒めてあげましょう!
3, 軽いご褒美を与える
これは「宿題が終わればゲーム1時間OK」というように、提示された内容をこなす事によるご褒美を与える方法です。これ以外にも、次回のテストで満点を取ったら○○という期間で区切ることも可能です。
最後に...
この勉強の習慣付けは小学校に入ったタイミングから始めることができれば、非常にスムーズに導入できますが、ある程度年月が立っている場合は、多少の試行錯誤があると思います。
ですが、この習慣付けは必ず中学以降の勉強の際に役に立つ習慣ですので、ぜひチャレンジしてみてください。