塾に通っている学生も、そうでない学生も家で宿題や勉強を必ず行う時間があるでしょう。
自宅学習の時間を効率的に行うためには、集中する事が必須になりますが、子供にとって家の自分の部屋というのは誘惑の詰め合わせのような環境である事をご存知でしたでしょうか?^ ^
ここでは、実際にどのような誘惑が子供たちの勉強時間の集中力を阻害しているかをご紹介します。
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子供の部屋には勉強を阻害する誘惑で一杯!
自分の部屋を持っている子供は、考えてみれば当たり前ですが、自分の好きな物を置いたり飾ったりしているものです。これまた当たり前ですが、それらよりも勉強の方が好きだという学生はほぼ居ないといって間違いないでしょう^ ^;
なので、自室で集中力を切らさずに宿題や勉強をすることは、慣れていない学生にとっては拷問のようなものなのです。
そこで、自分の部屋で勉強を阻害する要因を幾つか挙げてみましょう。
勉強中のテレビを付ける行為
勉強中に何か音が欲しいからという理由でテレビを付ける行為は非常によろしくありません。
仮にテレビに背を向けて勉強や宿題を行っていたとしても、自分に興味があるキーワードや笑い声がTVから聞こえてこようものなら、確実に意識がそちらに向いてしまうでしょう。
そうなってしまっては、もう集中どころではなくなります^ ^;
これが暗記系の勉強を行っている最中であった場合は、壊滅的な結果になるでしょう。
もし、見たいテレビが放送されているのであれば、一旦勉強を中断して気持ちのON/OFFを行った方が結果的に時間対効果は高まりますし、テレビ鑑賞後の集中力も高まることでしょう。
ペンではなく、オモチャや部活道具を持ち始める
これは少し難しい問題や思考時間に起こる現象ですが、考えている最中にオモチャを触ってみたり、クラブ活動を行っている生徒の場合はボールやバット、ラケットを無意識に触ってしまう現象です。
これが、すぐにペンに持ち替えて机に向き直るのであれば問題はないのですが、基本的にはその反対で、よりオモチャや道具に夢中になり最悪の場合は机から移動していまう事がほとんどでしょう!
スマホは学生の勉強の永遠のライバル
そして、最大の敵になりうる存在”スマホ”。
スマホには友達との雑談を行うツールとしても勉強の邪魔をしますし、単独でゲーム機にも早変わりする相当厄介なアイテムです。
便利で万能な故に、これを防ぐには物理的な接触だけではなく、存在を認知できない距離まで離す必要があります。
簡単に言えば、勉強中は保護者に預けておくということです^ ^
番外編:兄弟姉妹も勉強の邪魔になる
これは、兄弟姉妹の年の差が離れていれば離れている程起こる確率が高い阻害要因です。
実際の実例でご説明しましょう。
中学生と小学生の兄弟がいるご家庭で兄のテスト1週間前。
兄は部活も休みなので、兄弟の部屋でテスト勉強中を行うのですが、弟はまだ小学生なので、そこまで宿題に時間がかかる事はありません。
なので、弟は宿題が終わると当時にテレビゲームを始めるのです。兄が勉強している同じ部屋で。
ここから先、兄が勉強に集中してテレビゲームに参加しなかったかどうかは、ご想像にお任せします^ ^
まとめ
上記で紹介したように、生徒の自分の部屋で集中して勉強することは、非常に難易度の高いことなのです。
そこで、私がお勧めする勉強に集中する場所としては、
・テレビがついていない状態のリビング
・塾の自習室(友達と一緒は可能な限り避けて)
でございます。
せっかく勉強するならば、時間も少なくしてその分効果・効率を上げた方が子供にとっても良い事ですので、ぜひ工夫をして勉強に集中してほしいものです。