一昔前にやる気スイッチという言葉が流行ったかと思います。
本日は、このやる気スイッチ(学生の勉強に対する やる気のON / OFFを切り替えるスイッチ)の探し方と押し方についてご紹介しようと思います。
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勉強のヤル気スイッチがOFF状態の原因
現在、多くの生徒がヤル気スイッチもとい勉強に身が入っていない状態にあるでしょう。
もちろん、これは学区やクラスによってマチマチですが、基本的に自ら進んで勉強しようとする生徒は少数派です。
これには、明確な理由があり、勉強をする本当の意味を知らないというものです。
勉強の意味や将来性 < 遊びの図式が出来るている内は、やる気スイッチが押される事はまずあり得ないでしょう。
(物で釣る作戦の場合は、簡単に押せます^ ^)
子供のやる気スイッチは目標設定から押せる
子供のやる気スイッチを押すといっても、もちろんですが物理的に押す訳ではありません。
ここでいうスイッチを押す方法というのは、当事者である子供に勉強をする意味を理解させ、保護者や教師がわざわざ勉強を催促せずとも、自ら机に向かう様にするという意味です。
子供目線で言えば、「勉強して良い大学を卒業しなさい!」という親や教師の言葉は意味が分からない発言なのです。
それは、良い大学を卒業した後のメリットを感じられないからなのです。いや、それ以上に良い大学に入学・卒業する事自体をメリットと感じる事が出来ないのです。
なので、ここから子供に勉強する事の重要さを説明する際のポイントをご紹介します。
大学の先にある就職という工程の話
まずは、前述している様に子供に大学の先の話をしないケースが多々見られる問題について。
つまり、良い大学(偏差値の高い大学)という子供にとってメリットを感じられないものがゴールであると説明をされても、それを望んでいないし、頑張る意味がないと感じるのです。
そこでゴールを変更し、良い大学を卒業すれば大企業など良い企業に就職する事が出来るという先の話もしてあげないと説明する事の意味をなさないでしょう。
良い就職先=高年収の確率が高い!
更に踏み込んだ話をするのであれば、良い就職先には高い給料を獲得できる可能性が格段にアップするという年収の魅力を伝える方法もあります。
学生時代の楽しい時間の一部を犠牲にして良い大学の卒業まで行けた子供にとって、初めて数字として視覚化できるリターン(勉強のメリット)であるため、個人的にオススメしたい方法です。
「子供にお金の話なんて」という事でこの方法を避けたがる保護者様もいらっしゃいますが、私の教室長時代の経験として、こういったメリットを享受できるという事を伝えた子供の方が成績の伸びも、学校での内申点も格段に良くなっていった事実がある以上、オススメしたいとは思います。
それに、伝えることによる実質的なデメリットも考えられませんしね^ ^
まとめ
私の意見としては、将来の自分の生活が豊かになる可能性を上げていく作業をしている事を知る機会を設けてあげる事が重要であるという事です。
ちなみに、年収の話ですが、意外と女子生徒からの食いつきが良かったです^ ^