良い塾と悪い塾の見分け方、これは塾関係者でないとなかなか判断しにくい問題でしょう。
そこで、本日は元教室長の私からここを見れば大体判断できる!というチェック項目についてご紹介いたします。
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そもそも良い塾とは?
そもそも、良い塾とは一体どの様な塾の事を言うのでしょうか?
実は「良い塾とは○○である」と言う様な明確な正解がないのです。
それはなぜかと言うと、入塾されるご家庭によって塾に求めるサービスが異なっているからなのです。
求めるサービスとは?
塾って成績を上げる為にかよわせるのでは?と思われるかも知れませんが、実は入塾を希望されるご家庭全てが成績を上げる為だけに通わせているのでは無いのです。
では、私が今まで経験した入塾の目的を軽くご紹介いたします。
点数アップ
これは、入塾される方の8割のご家庭が望むサービスです。
復習
既にテスト範囲から外れてしまっているが、他の単元よりも点数が悪かった為、今後の勉強に支障が出ない様にする目的で復習に来られる事があります(個別指導で多い案件)。
勉強の習慣づけ
学校のテストでは良い点数を取っているが、家では全く勉強しないので、今から勉強の習慣をつける事で受験前に苦労しない様に、と言う目的で来られる方がいます。
友達が通っているから
友達の紹介キャンペーンなどで特に塾が必要ないご家庭のお子様が塾に通われる事も少なくありません。特に仲の良い友達のほとんどが同じ塾に通っている場合は、このパターンが多いです。
点数を上げられる塾
以上の事から、一言に「良い塾」と言うものがないので、ここでは成績を上げる事を最優先事項に考えた場合の「良い塾」についてお話ししましょう。
成績アップできる塾のポイント
学校の教材に準拠している
まずは大前提として、学校の教材に準拠しているかどうかと言う点が上げられます。
これは、学区によって使っている教材が違う為、学習傾向が若干異なっているのです。
英語で言えば、習う文法は同じでも覚える英単語には大きな違いがあるので、必ず学校の教材に準拠している塾である事を確認しましょう!
テスト対策用授業がある
次にテスト対策として特別授業、もしくは授業の中にしっかりと対策できるコマが残す様に授業ペースが配分されているかと言う点です。
いくら学校+塾で勉強したからといって、テスト範囲の総まとめの時間を設けないとなかなか点数は取れないものです。
それは人の記憶の仕組みが理由でもあり、そして習った範囲の応用問題に慣れる必要があるからです。
事務所が片付いているか
これは、教室長の性格や状況を把握する為のチェックポイントです。
事務所が散らかっていると言うことは、教室長が業務に追われて手が回っていない状態であるか、もしくは整理整頓が出来ない性格であるかのどちらかでしょう。
そうなれば、どちらの場合であっても生徒一人一人の現状の把握をする事は非常に困難になりますので、特に個別指導の場合は的確な指導は望めないかも知れません。
急な質問に答えられるか
これは少し意地悪かも知れませんが、教室長もしくは授業を担当している塾講師に子供の学校の学習内容やテスト傾向などについて急に質問してみる事です。
これで的確に答える事ができれば、そこは本物です!
お子様の状況と常に照らし合わせてその都度その都度、授業や宿題など細かな事に対応できるでしょう。
まとめ
もし、これから塾を選ばれる機会がございましたら、ぜひ上記のチェック項目を活用して頂ければと思います^ ^
きっと、良い塾と巡り会う事ができるでしょう!