勉強に関して、勉強のし過ぎ・させ過ぎはかえって勉強の効果が薄れるというような噂を聞いた事があるかも知れません。
実はこの噂、あながち完全なデマとは言えない理由があったのです。
本日は、この噂の真偽とそれに対する補足の説明をしようと思いますので、勉強の時間を有効に使えるように是非とも活用していただけたらと思います。
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勉強しすぎると頭が悪くなるって本当?
早速、結論から申しますと、勉強のやり過ぎで頭が悪くなる事はありません。
ただし、頭が悪くなるという抽象的な説明で言った場合に限っての事なのです。
というのも、勉強のし過ぎでどんどん成績が下がっていく事自体まずあり得ないので、このような現象が起きている場合は勉強の方法が間違っている事になります。
普通に考えて、英単語の暗記を10分やった場合より、1時間やった方が、更に言えば1週間やった方が確実に記憶に残りやすくなるでしょう。
なので、勉強のし過ぎで学力が落ちる事はありませんので、ご安心いただければと思います。
勉強過多による問題は別にあった!
では、なぜ勉強のし過ぎによって頭が逆に悪くなると言った噂が立ってしまったのか。
実はこれには学力とは別の問題が潜んでいるのです!
睡眠不足により実力を発揮できない
勉強をしすぎるという程度の中には、睡眠時間を極端に削りまくった非常にスパルタな勉強を行う生徒もいます。
その意気込みは良しとする所ですが、睡眠時間を削減して得られるものの中には無論デメリットも存在します。
それは寝不足から頭の回転が遅くなり、翌日のほぼ全ての行動に対して、普段の実力を発揮できなくなると言ったものです。
特に、数学や算数の計算問題に関しては、計算ミスが非常に多くなってしまう要因になるのです。
集中力切れによる効率の低下
休日などに丸一日中勉強をしている場合、かなりの確率で集中力切れを起こします。
実際、小中学生の集中力は50分が限界とされているため、(学校の1限の授業時間もこれを考慮して設定されている)丸一日集中する事は不可能なのです。
なので、もし1日中勉強をする場合は、後半に進むにつれて勉強の効率は低下していき、特に暗記系を後半に持っていくとボロボロな結果に終わってしまうでしょう。
なので、その日の最後に本日の勉強の成果を試すために確認テストなんて行った場合は酷い結果になりかねないので、必ず10分程度の小休憩を適時に挟むようにしましょう!
勉強のし過ぎによる噂まとめ
結論として、勉強のし過ぎによる学力の低下は起こり得ませんが、それによる弊害によって実力を発揮できないという何とも勿体無い現象は起こってしまうので、是非とも勉強の合間に小休憩を挟み、効率の良い勉強方法を行なっていただければと思います。
この方法を最大限に活用できれば、かなりの成績アップを見込めるでしょう^ ^