塾にはそれぞれ指導方針やシステムなど、あらかじめサービスとして提供するものをご用意しております。
しかし、塾の中には生徒一人一人に対応する事を売りにしている塾があります。(特に個別塾や個人経営塾)
という事で、本日は私が教室長であった時代を思い出し、どこまでご要望に応えれるかをご紹介いたします!
Contents
実際にあった塾への要望
それでは、まず手始めに私が教室長時代にいただいた要望とその時の対応をご紹介いたします。
要望1:担当講師の変更
これは個別指導の塾ではよく見られる要望です。
もちろん通常の担当講師の変更であれば、快くお受けしますが、特殊なケースで教室長に授業を行って欲しいという要望が意外と沢山ございました。
教室長の私が授業を受け持ってしまうと、塾の経営や保護者からのお電話などに対応できなくなるので、基本的にはNGですがお電話が少ない時間帯に限りOKを出しておりました。
要望2:保護者希望の教材での勉強
当塾では、学校の授業に準拠した指定の教材で授業を行なっていましたが、学校の指導内容と異なるより実践的な勉強をご希望され、ご家庭でご準備された教材での授業をご希望されるご家庭がありました。
結果として、このご要望はお受けしましたが、実際に講師が指導できる内容であるかの確認はさせていただきました。
要望3:生徒が帰ったタイミングで電話連絡
生徒が塾で自習をしてから帰ったから帰宅時間が遅くなると嘘を付いている節があるという事で、該当生徒が帰宅するタイミングでお電話で連絡してくれないかとご要望をいただいた事があります。
が、実はこのご要望についてはお受けいたしませんでした。
というのも、授業が終了した後はその生徒に付きっきりにならないと対応出来ない内容のため、これを実践してしまうと全ての作業が止まり、他の生徒に対して行うアドバイスや連絡などの一切を行えないようになる為にお断りしました。
ご要望4:テスト前に受講教科の変更
テスト前にテスト範囲の数学は点数取れそうなので、代わりにテストまでの2回の授業を理科の勉強に変更して欲しいというご要望をいただきました。
私の教室では、テストまでの授業の回数を逆算して授業のスケジュールを組んでいたので、数学のテストの点数は保証しませんが、それでもよろしければ対応させていただきます。という事でこの要望はお受けいたしました。
ちなみに、その際の教材は塾においている理科のテキストのコピーで対応いたしました^ ^
塾への要望まとめ
基本的には、その生徒個人に関わる要望に関しては全てお受けするようにはしていました。
しかし、反対にその要望を受ける事で他の生徒への悪影響が出るような内容については、どんなに簡単なものでもお断りしておりました。
恐らく多くの塾でも、要望を受けるかどうかの境界線はこの部分にあると思われます。
とはいえ、塾によってその基準は異なると思いますので、無理そうなお願いでも一度は教室長さんに相談してみてはいかがでしょうか?
案外すんなり要望を聞いてくれるかも知れませんしね^ ^