そろそろ子供を塾に入れようかと思う。
でも、塾って個別塾と集団塾があって、どちらが良いのか分からない!
そんな方には是非この記事を読んでいただき、それぞれの特徴とメリット・デメリットを知っていただき、費用対効果の高い塾選びを行っていただければと思います。
Contents
個別塾と集団塾の違い
まずは、それぞれの塾の違いをご紹介します。
個別塾 | 集団塾 | |
授業生徒数 | 先生一人に生徒1〜3人 | 先生一人に多数生徒 |
授業進行方法 | 一人一人に合わせて行う | 全体の流れに合わせて進行 |
質問のしやすさ | 質問しやすい | 質問しにくい |
金額 | 比較的高額 | 個別よりは安価 |
このように、2つの形態には明らかな違いがあるので、子供の現状や性格によって最適な形態が変わってきます。
シャイな子供であれば質問がしやすい個別塾、比較的成績も安定し学校の勉強の補佐的な意味で塾をお探しの場合は集団塾が適しているといえるでしょう。
個別塾のメリット・デメリット
では、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
まずは個別塾に関して列挙していきましょう。
メリット1:授業の進行速度は生徒に合わせる
これは個別塾の最大のメリットと言える部分です。
例えば、今まで全く勉強をしてこなかった中学2年生の子供がいきなり集団塾に入塾したとしても、そもそも中学1年生の勉強ができない子が2年生の勉強から始めても、そもそも授業で何を言っているか分からないという現象に陥ります。
基本的に数学と英語は各学年の積み重ねが必要になってくるので、1年の内容が理解できなければ2年の内容を習得できない、2年の内容が理解できなければ3年の内容を習得できないようになるのです。
この点、個別塾であれば例え2年生の生徒であっても1年生の勉強を遡って行なう事が出来るのです。
メリット2:少人数制の優位性
次に挙げられるメリットとして少人数制の優位性があります。
これは前述しているように、授業の際にわからない事が発生した瞬間に質問が出来るので、分からない部分があるまま先に進む事を防止する事ができます。
また、内気な子であっても、分からなくて手が止まっている時に先生が気付く事ができる環境でもあります。
メリット3:テスト対策が学校毎に可能
これは主に中学生の話ですが、一つの塾には複数の学校の生徒が通うことになるので、それぞれの学校ごとに設定されているテスト範囲に対応したテスト対策を講じる必要があります。
これは集団塾では難しいことですが、個別であれば個々に別々の授業ですので、事前にご両親やお子様とテスト範囲の擦り合わせを行なっていれば、可能になるのです。