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個別塾のデメリット
一方で個別塾には特有のデメリットが存在しています。
一般的に塾での説明会ではあまり語られない内容ですが、私の経験も含めてお話しします。
デメリット1:料金が比較的高い
これは人件費の関係ですが、集合塾とは違い生徒の人数に比べ講師の人数が多いので、それだけ多くの人件費が必要になります。よってその人件費の費用は自然と生徒の授業料に加算される形になります。
もちろん、有名塾であれば講師の時給が桁違いに高いので、その分授業料は高くなります。
デメリット2:講師不足
前述したように、個別塾の運営には通常よりも多くの講師が必要になります。また、個別指導の講師の多くは大学生であるため、大学のテスト前やゼミの実習等で県外へ移動する事があるので、慢性的な人員不足に陥っている教室が多くあります。
ですので、同じ講師が生徒の指導に当たる事ができなくなる日がパラパラ発生するリスクがあります。
もし、個別塾へ説明を聞きに行かれる際には、講師の数の余裕もしくは現状何人まで生徒が受け入れ可能かを聞いた方が良いかも知れませんね^ ^
デメリット3:勉強ができる環境かどうか
個別指導を希望される生徒の特徴として、
・成績が芳しくない。
・内気である。
・友人同士で通っている。
大きく分けてこの3つが挙げられます。
このうち、デメリットとなるのが、友人同士で同じ時間帯に塾に来ているパターンだ。
この場合、残念なことに、授業中に友達同士で喋ったり遊んだりする塾が存在するのです。
集団塾のメリット・デメリット
塾=集団塾のイメージをお持ちの方が大多数を占めると思います。それ程までに、集団塾は効率よく活用できれば、個別に比べコスト面でも成績面でも好影響を受けることができるのです。
ということで、今度は集団塾のメリット・デメリットを解説していきましょう。
メリット1:多くの場合、料金が安い
これは個別塾のデメリットで記載したように、人件費の関係で比較的安価な料金で受講することが可能です。
ただ、有名校の場合は、講師の質が高く、時給も高額に設定されている事が大半ですので、例外として考えましょう。
メリット2:ライバルが多い
集団塾では一つの教室に同じ学年で同じ教科を受講することになるので、自然と周りの正解率と自分の正解率を比べる事ができます。また、塾によっては毎回テストの順位を張り出す所もあるので、自然と負けられないという気持ちが刺激されるので、モチベーションが高められます。
ただし、最下位の生徒の場合、特に一つ上の順位の生徒との点数の差が大きく離れている場合は、逆効果になるケースがあるので、その場合は注意が必要です。
メリット3:基礎から発展問題まで練習できる
集合塾ではその塾の特性上、必ず基礎から発展問題まで勉強する事ができます。どちらに重点を置いているかはクラスや塾に寄って変わってきますが、高得点を狙う生徒にも対応出来るようになっています。