小学生の子供を塾に通わせようと思った場合、一体どのような基準で塾を選べば良いのか悩まれるご両親がいらっしゃると思います。
実は、そこまで難しく考える必要はなく、目的によって最優先事項が決まっていますので、そちらを基準に考えていただければ大丈夫なのです。
本日は、小学生の子供が塾に通う目的別に塾選びで重視すべき優先事項をご紹介しようと思います。
Contents
小学校のテストで点数アップ
まず、塾に通う目的が小学校の点数アップを狙う場合について。
ここでは公立の小学校に通学中で、中学受験の予定はなく、単純に学校のテストの点数を上げたいというお子様向けのタイプです。
優先すべきは生徒数
通常、公立の小学校のテストでは、学校の授業を普通に受けていれば80点前後は取れるように、テスト問題を構成しています。
なので、そのテストで点数が良く無いという事は、学校の授業や宿題をしっかりと行えていない状況にあると推測できます。
となれば、選ぶべき塾ではしっかりと子供の進み具合や取り組みを観察できる塾でないといけません。
この条件に当てはまる塾の条件としては、
・個別塾
・集団だが1クラスの生徒数が少ない
・家庭教師 という選択肢になるでしょう。
比較的、選択肢の多いパターンですので、そこまで苦労する事はないでしょう。
後は、教育費にかけられる予算との相談となります^ ^
学校のテスト点数アップ(私立編)
今度は上記のパターンで、現在私立の小学校に通っているお子様が対象です。
優先すべきは塾の授業レベル
私立の小学校では、公立の小学校の授業の内容よりも遥かに難易度の高い授業を行う事があります。
なので、塾選びの際でも公立小学校の生徒が通っている塾(クラス)で勉強しても恐らく無意味でしょう。
なので、それを踏まえた上で、
・集団塾(私立の授業内容に対応している)
・個別塾(私立に対応している)
・家庭教師 という選択肢に絞られます。
特に個別塾をお考えの際には、公立にしか教材が対応していない場合はありますので、必ず事前に対応できる講師がいるかどうか、教材(塾でのテキスト)があるかどうかを確認するようにしましょう。
勉強の習慣を身に付けたい
次のパターンは、点数アップという事よりも勉強をする習慣を身に付けたいというお子様向けのタイプです。
ここでは、公立の小学校で特に点数に難がある訳ではないが、普段から勉強する習慣がなく勉強嫌いのタイプのお子様向けとなっております。
優先すべきは相性
このタイプのお子様の傾向として、頭の中で勉強=苦痛という図式が出来上がっている為、勉強する時間が嫌いになっているのです。
このタイプの小学生は非常に多く、かなりの割合で苦労するでしょう^^;
なので、このタイプのお子様を通わせる塾には、お子様と相性が良い塾(講師)を選ぶ必要があります。
このパターンの塾選びでは、サイトや広告から判断する事が出来ないので、体験授業で見極める方法を取りましょう。
その際の注意点としては、実際に通う事になる時間帯で、実際に教えて貰う事になる講師に体験授業をして貰う事です。体験授業を教室長がして、通い出したら相性の悪い違う講師である事があるので、この点は忘れずに要望として良いましょう!
中学受験合格が目標
私立小学校・公立小学校に関係なく、中学受験を考えているパターンです。
もし、公立小学校に通われている生徒で中学受験を考えている場合は、小学4年生(遅くとも5年生)から入塾を考えている事が前提です。
※もし、公立6年生から狙う場合は家庭教師か個別の2択になります。
優先すべきは合格実績
このパターンの優先事項は単純明快!
塾内での過去の私立中学受験の合格実績です!
それも、何年も前の実績ではなく、最新の合格実績を見るようにしましょう。
もし、近所に合格実績がある塾がない場合は、塾の面談に申し込みあった時に塾長に私立の問題について聞いて見るのも良いかも知れません。もし、中学受験に詳しい先生なら即答で返してくれるでしょう^^