「小学生の息子が宿題を全然しなくて、毎日喧嘩になります。
先生、どうすれば良いのでしょうか?」
以前、私が教室長をしていた際に、このようのご質問をいただきましたので、本日は同じ悩みを持たれているご家庭にシェアしたいと思います^ ^
小学生の理性はまだ未発達
この問題に対して、まず認識すべき事は”小学生の理性はまだ未発達である事が多い”という点にあります。
なので、彼ら彼女らの中では、勉強<遊び、という方程式が出来ている状態です^ ^そのような思考回路であるため、遊びを中断してまで宿題を行うメリットが子供たちの中には微塵も存在しないわけなのです。
「後でやる」はストレスの元
おそらく小学生のお子様がいらっしゃるご家庭で頻繁に聞こえてくるであろうセリフ『後でやる』ですが、これは許すべきではないでしょう。(私も昔しょっちゅうこのセリフを吐き、母親を怒らせておりました。)
前述している通り、この時期の子供の頭の中では勉強しなければいけないと常々言われているので、認識はしているものの理由や意味自体は理解できていない子が殆どです。
そんな思考の状態で、尚且つ最優先事項の”遊び”を中断させて勉強や宿題をさせる事は非常に困難です。
一回で言って聞くような子であれば良いですが、多数派は何度も言い聞かせて渋々応じるといった具合でしょう。
なので、「後でやる」方式の導入を許可すると、必ず両者ともにストレスがかかる結果になるでしょう。
小学生の宿題をさせる最適のタイミングは?
では、どのようにして、どのタイミングで宿題をさせるのがベストなタイミングであるかというと、それは学校から帰ってきた直後のタイミングでしょう。
もし、友達と遊ぶ約束があるなら少し待って貰う事になるでしょう。その日の宿題が1時間以上かかるようなものである場合は、友達との約束が終わり、帰ってきたタイミングで机に直行するようにさせましょう。
おそらく、初めのうちは抵抗を感じるでしょうが、これが身に付けば将来的にスイッチのON/OFFの切り替えがハイレベルな領域で可能な子供に成長するでしょう^ ^