現在の教育市場には個別や集団の塾以外にも、通信講座などがございますが、そういった選択肢の中に家庭教師という選択肢があります。
ネットで家庭教師で検索をすると費用やメリット・デメリット、そして担当講師の当たり外れについてなど様々な記述が出てくると思います。
そこで、本日は元教室長目線で見た家庭教師についてご紹介します。
家庭教師のメリット・デメリット
ではまず初めに、家庭教師のメリット・デメリットについてご紹介いたします。
メリット
・静かな環境で集中できる
・講師に好きなタイミングで質問できる
・カリキュラムを独自のものにカスタマイズできる
デメリット
・費用が高額
・他人を家に上げないといけない
・講師の当たり外れが激しい
・人が多い環境下での勉強に慣れない
ざっと列挙するとこのような感じですね^ ^
この中で着目して欲しい点はメリットの静かな環境かでの勉強とデメリットの人が多い環境下での勉強に慣れないという点です。
この2つは互いにメリットであり、デメリットでもある部分でございます。
メリットとしての面はご理解いただけると思います。デメリットの面は学校や入試の際に机に向かう時には多くの生徒と机を並べて問題を解くことになりますので、消しゴムで消す音や咳払い、最悪の場合は貧乏ゆすりが伝わってくるような状況下に身を投じる必要性があります。
なので、あまりにもそういった環境下に慣れていない場合は、集中力を乱されて実力を発揮できないと言った事も起こり得るのです。
講師の当たり外れについて
これは、正直なところ確実にあるでしょう。
これには、家庭教師に登録している多くの講師が大学生である事が関係しています。
どの講師を指名するかは在学中の大学の偏差値や、写真の雰囲気で決められると思いますが、その前に認識しておかなければならない事は、勉強のプロ=指導のプロではないという事です。
ですので、実際の所はどうなのかというと指導実績などを確認する必要があります。
ただ、大学生なので、4年間まるまる家庭教師としてバイトをしている人は少数派で、実際には指導している生徒の成績UP実績が判明するのは、ある程度の期間が経過している講師のみとなります。
よって、判断材料が出る頃にはその講師が大学を卒業、もしくは予約で一杯なんて事もザラにあります。
当たり外れは個別や集団塾も同じ
このような書き方をしてしまうと誤解を生みそうなので補足すると、この当たり外れについては個別や集団でも言えることなのです。
なので、最終的に判断する材料はやはり体験授業を行うことになります。
もし、体験授業の講師が実際に通いで指導してくれる先生ではない場合は、いい先生だと思えるまで講師変更依頼を出す他、方法はないでしょう。