多くのお子様が中学までは受験を受けずに進むことでしょう。
しかし、中学の次の高校ではそうはいきません。エレベーター式の中学でない限り、しっかりとした入試対策を行い、受験に挑む必要があります。
そこで、実際に試験で取った点数以外で必要になってくるのが内申点です。
内申点が公立高校の合否を左右する
内申点は何のための点数かと言いますと、公立高校の入試時のテストの点数にプラスされ、その合計点数で合否を決めるため、いくら学力が高く、当日の入試で満点に近い点数を取ったとしても、内申点が低い生徒は合格することができないのです。
なので、第一志望が公立高校である場合は、是が非でもこの内申点を稼いでおく必要があるのです。
内申点の稼ぎ方
では、ここで実際に内申点をどのようにして稼いでいくのかをご紹介いたします。
中間テスト・期末テスト
まず、大きく稼ぐことができる反面、大きく落とす可能性があるのが、この中間テストと期末テストの点数です。
これに関しては、内申点に含まれる時期が、学区や各都道府県で異なりますので、注意が必要です。中でも厄介なケースは中学1年生の始めから内申点が加算される場合です。
この場合は、中学の3年間ずっと気をつけてテストに挑む必要があるので、親や塾の先生としては常に緊張を強いられる環境になります。反対に中学3年生になってから、テストの点数が内申点に加算される場合は、中学2年生と3年生の間の春休みに本格的に時間を使って3年生のテストで点数を取るための基礎を完璧にすれば、大丈夫です!
宿題や授業態度
テスト以外にも提出物の提出度合いや授業中の挙手の回数などによっても内申点に影響を受けます。
私が中学生の時は、3年生から内申点が加算される学校でしたので、3年生になった途端に生徒の授業中の挙手率が2%〜90%に上がる程内申点稼ぎに必死になっていたものです^ ^
一見、泥臭い稼ぎ方かもしれませんが、前述の中間や期末に比べて提出したら・手をあげるだけで内申点が稼げる場面でございますので、これを逃す手はないでしょう!
出席日数や無遅刻無欠席も
内申点はいわば学校での姿勢や生活態度の点数のようなものですから、出席日数や遅刻などの数字も加味されることになります。
ただ、この点に限っては普通に学生生活を行っていれば、まず遅刻はありえませんし、ズル休みもありえないので、基本的には気にしなくても勝手に点数は取れるでしょう^ ^
まとめ
この内申点に関しては、やはり子供の学校がどのタイミングから内申点に響くのかによって、対策などが変わってきます。
また、他にも注意点がございますので、次回の記事でここでご紹介できなかった続きをご紹介したいと思います。