理科という教科は単元によって計算問題であったり、暗記問題であったりと対策方法がコロコロ変わってしまうので、生徒によっては1年の間で点数が大幅に変動する可能性を秘めている教科でございます。
そこで、ここでは理科の勉強の方法についてご紹介いたします。
理科の暗記単元と計算単元の対策
暗記単元と計算単元の勉強方法は、基本的にはそれぞれ社会の勉強方法と数学の勉強方法と同様の対策で大丈夫です。
暗記単元では五感を使った暗記方法を実践し、計算の単元ではまずは公式を覚え、その覚えた公式を実際に使うことで頭に慣れさせ、そして文章問題などの発展へ進み公式の応用を使いこなせるようにしましょう。
多くの出題パターンを解こう!
これは、暗記の単元でも計算の単元でも言えることですが、勉強する上で使用するテキストである程度の正解率を出す事が出来ても、実際の学校のテストなどで思うように成績を伸ばす事ができない現象がよく見られます。
これは、使用している問題集への慣れと、問題を解いた経験の中の出題パターンが少ない事から起こる現象です。
例えば、1冊の問題集で勉強を行い、間違えたところを復習・再チャレンジで満点に近い正解率を出したとします。ですが、これは一度答えと導き方を知ってしまったために正解できてしまう現象なのです。
問題を解いている途中に、「あれ?さっきは小数点なんて出なかったのに」「さっき答え合わせした時は漢字2文字の答えだった」なんて事から、問題を理解してではなく、答えや途中計算の数字を覚えてしまった事から起こる現象なのです。
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理科のテストで高得点を狙うための最適な勉強方法
初めの勉強方法は前述しているように、暗記と計算の単元でそれぞれの方法で基礎固めを行います。
その後は、1冊の問題集を使用して何度も復習、再試行を行いましょう。するとほとんど全問正解に近い正解率を出す事ができるでしょう。
そこまでくれば、次は仕上げと最終確認の段階に入ります。方法としてはとてもシンプルで、別の問題集、出来れば違う出版社の問題集を使って問題を解きましょう。
その際、その1冊を丸々解くとなるとかなり時間的に厳しくなるので、文章問題を中心に取り組み新しい出題方式でも点数が取れるかの確認をしましょう。
そこで、点数が取れなかった問題に関しては、新しい問題集の手を付けていない前のページにある基本問題を解いておさらいを行い、再度応用問題でしっかり頭に入っていて問題を解けるかの繰り返しになります。
これで、高い正解率を出せるようになれば、もうテストでは心配いらないでしょう^ ^