夕方以降から、家事のお仕事に余裕ができ、子供の勉強を見る時間を捻出できる環境にあるお母様方!
子供に勉強を教えてあげようと考えた事はございませんか?
私の個人的な意見で言えば、時間の有効活用にもなり、塾に通う事による教育費の増加も防げるので、是非オススメしたい方法であります。
が、しかし、
自宅で親が子供に勉強を教えるに当たり、いくつか注意事項がございますので、ご紹介しようと思います。
親が子供に勉強を教える際の注意事項
親子間での指導は、学校や塾とは指導される環境に大きな違いがあります。
その違いをしっかりと理解して、指導に当たらないと効果が十分に発揮できなかったり、親子間の関係が悪化してしまう可能性がありますので、注意して挑みましょう!
我が子であっても丁重に教える
親しい間柄であるがゆえに起きてしまう注意事項として、解けない問題があったり間違ったことに対して、フザケて貶(けな)してしまう事が挙げられます。
実際に私が教室長をしていた頃の3者面談時に、生徒の弱点をその場で基礎問題を解かせる事で炙り出す手法を行うと、高確率で保護者から「アホすぎるw」や「何で分からんの?」という言葉が飛び出してきます。
笑って誤魔化そうとする生徒もいますが、その言葉が気に障り、勉強に関する親の意見を聞かなくなった生徒も結構居たのです。
小学生や中学生は思春期や反抗期が重なっている時期ですので、本人のプライドを傷つけてしまうような言動は控えるようにし、丁寧に教えるようにしましょう!
親が問題を解ける事が前提
次に注意すべき点は、そもそも指導する側のお母さん・お父さんが公式や問題の解き方を知っている事が、子供に勉強を教える大前提にあります。
単に横で教科書を読み上げるだけでは、何の効果も生まれず、反対に子供からの信頼を無くしてしまうでしょう(汗)
ながら指導はNG!
例えば、夕飯の準備をしながら教えたり、ネットサーフィンをしながら教えたり、テレビを見ながら教えたりする行為はかなり危険です。
容易に想像出来ますが、高確率で子供のやる気を無くさせるでしょう。
もし、そこまで時間に余裕がないのであれば、無理をして家で勉強を教えようとせず塾に任してしまった方が、家事の余裕にも勉強の効果的にも有効でしょう。
もし、どうしてもという場合は、教えている部分を説明し終わるまでは家事や私用よりも子供への指導を最優先に行い、説明の区切りがついて子供のアウトプットの段階まで来た時に他の用事に着手するようにしましょう!
子供に勉強を教える注意点のまとめ
どれもこれも親しいが故に起きてしまう事ですので、正直これらの注意事項を行なってしまう保護者に悪気は全くない事でしょう。
ただ、それでも子供が感じる不信感は相当大きなモノなのです。
とはいえ、自宅で保護者が子供に直接勉強を教える事には確実にメリットがありますので、ご紹介した注意事項に気を配りながら子供の勉強の指導に当たって頂ければと思います^ ^