漢字や英単語、社会や理科の問題など、中学の勉強の中の50%は暗記の必要なものであります。
そして、どうやってこれらの暗記系を覚えればいいか分からない生徒はかなりの割合を占めます。
そこで、ここでは東大生も実践していたと言われる暗記術についてご紹介します。
暗記力には多少の個人差がある
いきなり水を差すような情報をお知らせする事になりますが、実は記憶力には個人差が少なからず存在します。
例えば、同じ時間を使って同じ方法で暗記系の勉強をしても、今までの生活の中での環境などで個々人の記憶力の能力値に差が生じてしまうのです。おそらくクラスに一人は記憶力が凄まじく高い生徒がいるかとは思います。こういった生徒にその場限りの記憶力勝負をしても恐らく勝てないでしょう。
しかし、だからと言ってテストの点数で負ける言い訳にはなりません!
という事で、ここからこういった記憶力生徒に対抗する方法をご紹介します。
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記憶の定着を促進させる要因
まず、初めに知っておいて欲しい事として、暗記科目を徹夜でしないという事です。
これには健康がどうとか、成長期にどうとかという理由ではなく、しっかりした理由があります。それは「記憶の定着は睡眠時に起こる」からなのです。実際にお偉いところの研究により実証されているそうです。
もし、テストが前日に迫っている状況で暗記部分が覚えきれていない場合は、サクッと覚えて早め睡眠からの早朝に復習という流れが効率良く本番で成果を発揮できるでしょう。
理想としては、1日の間に何時間もかけて覚えるのではなく、数日間に覚える時間を分けて暗記作業を行った方が、その後の暗記事項の消失がなく、記憶を長期間保持することが可能になります。
暗記には五感を駆使せよ!
暗記の代表的な方法として、書いて覚えるという方法がありますが、これだけでは少々物足りません。
冒頭でもご紹介した東大生が実践し、また私が教室長であった時代に生徒に教え、実際に効果があった方法である”五感を駆使した暗記方法”をお勧めします。
人間の記憶には視覚的な記憶の他にも、匂いによる記憶や、感触による記憶、味や音の記憶もあります。
それぞれ視覚・嗅覚・触覚・味覚・聴覚に対応しているものです。
そしてお勧めする方法は、これらの感覚器官をより多く駆使して暗記する方法となります。
具体的には視覚と触覚、それに聴覚を使用する方法であり、暗記するものを発声しながら見て書いて耳でも聞いて覚えるという方法です。
学校や外では少しやりづらい方法ですが、効果は実証済みですので、ぜひご活用ください^ ^